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宮流神楽の演奏音源 |
宮流神楽をあまり知らない方、また、比較的簡単な数曲は知っているが演奏頻度の少ない曲を聞いてみたいという方のために、音源を用意しました。 なお、営利目的でなければ音源の再配布・利用もOKですが、今までその地区で演奏されたことの無い曲を、実際の祭りで使う場合は、地域性と伝承経路を確認しておきたいので、ご一報下さい。詳しくは、ページ末を見てください。 ここでは、名古屋南部を中心とした笠寺系の曲と、半田亀崎〜知立を中心とした亀崎・知立系の曲を収録しましたが、宮流神楽は愛知県西半分のかなり広範囲に広まっており、その地域ごとに微妙な違い(場合によってはかなりの違い)があります。それらすべてを網羅することは不可能ですし、そもそも、同じ保存会の中でも人によって吹き方が違います。 同じ曲のいろいろな違いについては、別のページを作ろうと考えています。とりあえず、このあたりで活躍している若手ホープ、大高の早川真くんに全部吹いてもらいましたので、聞いてみましょう。 なお、笛の方はとっても上手ですが、太鼓(実は大部分が私)は数箇所間違っております。ご容赦を・・・(^_^)。 ◆ 熱田系 (笠寺系) 笠寺では巫女神楽であるという感覚があまり無いために、笛が先に始まって後から太鼓が始まる方が一般的です。ただ、音源に合せて吹きやすいように、今回は高音の部分から全部吹いてもらいました。なお、三みつ下がりは、昔は佐京と呼んでいました。また、お猿と天狗の名前が逆になっている地域もあります。 お囃子・太太神楽・能管の曲は宮流神楽ではありませんが、笠寺系では、神楽と同様によく吹かれるので、収録しました。 神楽 (2007.5.19録音)
お囃子 (2007.5.26録音)
太々神楽および能管の曲 (2007.5.26録音)
◆ 宮流系(亀崎・知立系) 吹き出しの高音や太鼓の入りは、知立でよく使われているパターンでやっています。曲名は、前が亀崎、後ろが知立の呼び・シ(笹波だけ大府の名前)で書いてありますが、ひとつしか書いてないものは、両方とも同じ呼び名だということです。 神楽 (2007.5.19録音)
お囃子 (2007.6.30録音)
◆ 一括ダウンロード ひとつひとつダウンロードするのが面倒と思われる方のために、上記のmp3ファイルを一括してダウンロードする方法を書いておきます。 まず、http://gnuwin32.sourceforge.net/packages/wget.htm から、BinariesのZipファイル(wget-1.11.4-1-bin.zip)と、DependenciesのZipファイル(wget-1.11.4-1-dep.zip)をダウンロードして、解凍します。解凍してできたフォルダの中にそれぞれbinフォルダがあると思いますが、その中のwget.exeと、libeay32.dll、libiconv2.dll、libintl3.dll、libssl32.dllを、デスクトップに作成したフォルダ(例えばwgetフォルダ)にコピーします。そして、そのフォルダに、ダウンロード用バッチファイル( ongen.LZH をダウンロードし、解凍してできたongen.bat )を入れて実行して下さい。ongenというフォルダが出来て、その中に全部ダウンロードされます。 ◆ 著作権など 以上の音源の著作権は、早川真(笛)、狩野良雄(太鼓)、大谷勇介(太鼓)にあります。 研究目的・練習目的や、個人的に楽しむためであれば、自由に再配布していただいてかまいません。 お祭りや神社などのバックで音源として流すことは、原則的にOKですが、ご一報下さい。その地域に適した音源を推薦いたします。 今までその地区に無かった曲をこの音源で覚えて、実際のお祭りで演奏しようとお考えの場合は、地域性や伝承経路を確認しておきたいので、ご一報下さい。場合によっては、地域性がおかしくなる可能性がありますので、後世にも、伝承経路をきちんと伝えておく必要があります。(特に、サイメ系とカンタロウ系の区別は重要です) 営利目的のご利用は、ご遠慮下さい。 |
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