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熱田神楽・宮流神楽の練習用演奏音源


「宮流神楽・熱田神楽およびその関連のお囃子を、少しは知っているが、もっとたくさんの曲を練習したい」という方のために、笛の練習用音源を作ってみました。これを活用して、たくさんの曲を吹けるようになっっていただけたら、私もうれしいです。楽譜は、こちらのページに用意してあります。

このページの音源は、あくまで練習用に録音したもので、装飾音符をすべて省いて、きわめて簡略化された形で吹いています。これをベースに、好みや技術に合わせて、音を細かく切ったり装飾音を入れたりしてください。音を細かく切ったり装飾音を入れたりした観賞用の音源は別で、こちらのページにあります。

太鼓は、コンピューターで作成したもので、リズムは完璧ですが、やや無味乾燥です。

 熱田系 (笠寺系)

笠寺では、笛が先に始まって後から太鼓が始まる方が一般的ですが、音源に合せて吹きやすいように、太鼓から入るパターンで吹いています。三みつ下がりは、昔は佐京と呼んでいました。また、「お猿」と「天狗」は、名前と曲が逆になっている地域があるので、注意してください。

神楽 (2010.1.21録音) −> 音源の楽譜(熱田系)
速度は110と、やや遅いテンポで吹いています。また、太鼓の前奏の後、本来、2小節太鼓は休みですが、リズムがとりやすいように、小さな締太鼓を入れてあります。

 1.お天道  2.三みつ下がり  3.おかめ  4.お猿
 5.月矢車  6.神明  7.神明(中助あり)  8.神明の裏
 9.お天道の裏 10.おかめの裏 11.天狗 12.唐子
13.矢車

お囃子 (2010.2.7録音) −> 音源の楽譜(熱田系)
笛が後から入ることができるように、無理やり、本来は無いはずの、XXXX○・○・という太鼓の前奏を入れてあります。
速度は、七間町が75、植田囃子が114、祇園囃子が66、庄中囃子が90、十日恵比寿が90、早目と有松が100、津島下がりが38です。有松は、早目をコンピューター上で切り貼りして合成しただけのものです。

 1.七間町  2.植田囃子  3.祇園囃子  4.庄中囃子
 5.十日恵比寿  6.早目  7.有松  8.津島下がり
 9.新車 10.和唐内 11.早道

太々神楽および能管の曲

 1.式正  2.御座−1  3.御座−2  4.オッピラドンドン
 5.一社  6.大山(道行)  7.鳴海囃子  8.鳴海囃子(車切)
 9.本地囃子 10.神宮皇


 宮流系(知立・亀崎系)

吹き出しの高音や太鼓の入りは、知立でよく使われているパターンでやっています。
亀崎と知立で微妙にメロディが違うものは、亀崎のものに統一してありますが、私の師匠の故安東和雄氏の吹き方に統一してあ・閧ワすので、下がり葉だけは、古い亀崎の吹き方で吹いています。(昭和の終わり頃に、亀崎は今の吹き方に変わってしまったという話です)

曲名は、前に亀崎のもの、後ろに知立のものが書いてあります。ひとつしか書いてないものは、両方の呼び名が同じだということです。ー>音源の楽譜(宮流系)

神楽 (2009.6.14録音) 速度は120と、やや遅いテンポで吹いています。神納めだけは68です。

 1.神迎え  2.御神前  3.宮神楽/花かがり  4.御神能/出来間地
 5.稲荷  6.周衛  7.若山  8.津島下り/津島返し
 9.富佐 10.牡丹 11.浦坂 12.梵天/ぼんでん
13.梵天返し/下り葉 14.梵天返しの裏 15.神明 16.新車の表
17.新車の表裏 18.矢車 19.月矢/月矢車 20.神明崩し(新)
21.花神楽/稲荷 22.下がり葉/唐子 23.出来町/岡山 24.神納め
25.松風 26.十日恵比寿 27.神おろし 28.古浦坂/笹波
29.梵天の裏 30.神明崩し(旧)

お囃子

 1.秋葉囃子表  2.秋葉囃子裏

ビデオ Youtubeにアップしたものですが、洒落が入っています。また、八の指使いが少し変則的です。

 1.神迎え  2.御神前  3.宮神楽/花かがり  4.御神能/出来間地
 6.周衛  7.若山  8.津島下り/津島返し  9.富佐
12.梵天/ぼんでん 14.梵天返しの裏


 著作権など

以上の音源の著作権は、狩野良雄(笛・太鼓)にあります。
研究目的・練習目的や、個人的に楽しむためであれば、自由に再配布していただいてかまいません。
ただし、営利目的のご利用、他のページへの転載、改変したものの配布は、お断りします。


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