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この曲は亀崎の牡丹(=笠寺の天狗)の変奏曲で、分類上、別の曲にしましたが、同じ曲と言って良いでしょう。詳しくは、そちらのページを見てください。
1番は牡丹そのもの、2番は牡丹を少し編曲したもの、3番はまた少しアレンジを変えたもので、変奏組曲と言っても良いです。起承転結型の曲の構成は良く見られるパターンですが、この曲の作り方は花神楽に独特のものです。亀崎では三段返しとも呼ばれていますが、この曲の構成を指してそう呼んでいるのでしょう。
2・3番のアレンジはスタッカートが多用されており、もともと牡丹の4行目はシンコペーションが入っていろので、テクニック的にはやや難しいです。
牡丹は1行目と2行目はもともと同じメロディのためか、2番3番では1行目の部分はカットされており、1番は6行、2番と3番は5行です。全部で16行あり、やや長めの曲になります。 |